マキタ 掃除機 コードレスcl116dwi

マキタの中で一番電圧の低い7.2Vの充電式クリーナーは、軽さを重要視している人にオススメのシリーズです。軽さだけでなく、パワーやスタミナも重視したい場合は、「吸込仕事率」や「連続運転時間」が向上している10.8Vシリーズのモデルが適しています。

基本的にマキタのような電動工具メーカーはバッテリーを単品でも販売しており、容量(Ah)の違うバッテリーが複数ラインナップされている。標準付属品のバッテリーと異なる容量のバッテリーでも、電圧が同じであれば全てのモデルと互換性あり。基本的にバッテリーの容量が大きくなると重量が重たくなるデメリットがあるものの、一回の充電で使用できる運転時間を延ばすことが可能。

その他にマキタの充電式クリーナーは本体のみでも販売されるため、バッテリーと充電器を持っていると、新しいモデルのクリーナーが発売されるときに経済的に乗り換えることができるメリットも存在。クリーナーに採用されているバッテリーは同社が展開している電動工具にも使い回すことができ、電動工具も単品で販売されているため、経済的に必要な充電式ツールを入手できる。

マキタの中で強い吸引力を重視したい人に適したシリーズでしたが、2019年にさらに上のクラスのバッテリーを搭載した40Vmaxシリーズが登場したため、一番強い吸引力のモデルを探している場合は40Vmaxシリーズのほうがおすすめです。1つのバッテリーで使い回せる電動工具のラインナップ数は全シリーズの中で一番豊富となるため、使い回せるツールの種類を重視するのであれば、18Vシリーズがおすすめです。

マキタの40Vmaxシリーズは2019年10月に登場した新しいシリーズとなり、一番電圧が高いバッテリー(36V)が採用されています。このため、同社の充電式クリーナーの中で一番強い吸引力を重視する場合は、迷わず40Vmaxシリーズのモデルを選びたい。比較的新しいシリーズのため、18Vシリーズに比べると使い回せる電動工具のラインナップ数が少ないのがネックとなりますが、40Vmaxのラインナップ数は2022年から急速に増えており、今後マキタが最も注力していくシリーズだと考えられます。

マキタの10.8Vは軽い操作性と強い吸引力を求めている人に最適なシリーズです。業務用シリーズ(14.4V/18V/40Vmax)のモデルに比べると吸引力は劣るものの、家の床に落ちているゴミを軽々と吸える吸引力があるため、サブ機として非常に高い人気があります。

マキタの14.4Vの充電式クリーナーは、家庭向けに開発された7.2~10.8Vシリーズより業務用の吸引力を求めている人に最適なシリーズです。ただし、2010年以降新しいモデルが登場していないため、パワフルな業務用モデルを選びたいのであれば、新モデルのラインアップされている18V/40Vmaxシリーズがおすすめです。