マキタバッテリー144v
具体的には、「同じ電圧のバッテリーでも3.0Ahとか6.0Ahがあるけど、互換性はあるの?」という質問ですが、結論から先に言いますとマキタのリチウムイオンバッテリーは、同じ電圧(V)であれば、容量(Ah)が違っても取り付けることができます。今回の記事では、バッテリーの電圧はもちろん、容量についても詳しく解説し、マキタのバッテリーに関する疑問を少しでも解決できればと思います。
マキタの充電工具は、プロの方はもちろん、DIYメインのアマチュアの方まで高い人気があります。そのため、日々様々な質問が寄せられますが、最も多く寄せられる質問は、バッテリーの互換性に関する内容になります。
品番末尾にBが付く商品が残量表示機能付き。マイナス極の材料次第でバッテリの残量を計測しやすいというリチウムイオンバッテリのメリットを電動工具に搭載してくれるマキタに敬意を払わずにはいられないほど仕事がはかどります。
電動工具の長い歴史の中で重大な変化の一つは、2005年2月にマキタが発売した充電式インパクトドライバ 「TD130D」。このリチウムイオン電池を搭載した電動工具第1号機から、バージョンアップ毎に用途を広げ着実に進歩してきました。そして、当初の充電式インパクトドライバから、ハンマードリル、チェーンソー、そして草刈り機まで、ほとんどすべての作業工具をリチウムイオンバッテリシリーズに取り込んだのです。
マキタ純正バッテリと充電器には「PSEマーク」が表示されています。PSEマークの表示がないバッテリ・充電器は国内では販売が法令上禁止されています。PSEマーク無しの互換充電器や互換バッテリを使用して故障した場合、メーカー保証対象から外れます。更に万が一、火災などの事故が発生した場合は、損害保険の補償対象からも外れてしまう恐れがあります。よって、施工業者様には純正品を使用されることを強くオススメ致します。
特に最新のマキタリチウムイオンバッテリシリーズでは、残量を一目で確認できる「残量表示機能」とバッテリの故障を自己診断してくれる「自己故障診断機能」を理解してバッテリの能力を使いこなしたいものです。
マキタの最新リチウムイオンバッテリシリーズでも品番末尾にBが付く「残量表示機能」が便利です。中でも18Vシリーズさえあればインパクトドライバー・充電式ドライバドリル・丸ノコ・ディスクグラインダー・ブロワ・ハンマードリル等、実に311機種を使いまわすことができます。容量は予算さえ許せば作業量が多い6.0Ahがオススメします。なぜなら6.0Ahと3.0Ahでは仕事量が倍もあるのに重量は10g程度しか変わらないからです。また、狭い現場や天井作業が多い場合は、大胆に10.8Vスライドシリーズの容量4.0Ahリチウムイオンバッテリ+充電インパクトドライバの名器【TD111D】を揃えると理想的です。コンパクトでハイパワーの実用性重視の10.8Vは29モデル、スリムで強力な軽量シリーズ7.2Vは13モデルとラインナップも増えてきており現場の状況により使い分けても良いと思います。
14.4Vシリーズはマキタ全503モデル中145モデルと、18Vシリーズが311モデルに対して少ないだけでなく照明やラジオなどの動力工具以外のラインナップも多いバッテリです。充電器は18Vと共通で使えますから、パワー不足を感じているインパクトドライバは18Vシリーズ、そうじゃないレシプロとグラインダーは14.4Vという具合に分けて使うのもよいかもしれません。
マキタ リチウムイオンバッテリ急速充電器(品番:DC18RF)は、充電中のバッテリ状態・周辺温度等を充電制御へ反映し充電時間を短縮します。6.0Ahを業界最速の約40分でフル充電できます。
CPUに記憶された使用履歴を充電器にデジタル通信し、バッテリ状態と照らし合わせ最適な方法と時間で充電するので、冬の寒い時期に周辺温度が-10℃でも充電が可能です。また、冷却風の流れを最適化する事で全てのバッテリセルを効率よく均一に冷やすマキタ独自の高い冷却効果に加え、「急速充電器(品番:DC18RF)」なら連続急速充電時も3箇所に増えた冷却送風口からファンを高回転させて温度上昇を抑えます。